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【プレスリリース】抗炎症薬による網膜変性保護機構の解明 ― 萎縮型加齢黄斑変性症治療の新たな可能性 ―

掲載日2022.9. 3


概要

岩手大学理工学部化学?生命理工学科生命コースの冨田浩史教授、菅野江里子准教授、修士課程2年菊地由樹、ロート製薬㈱、米国Signum Bioscience社らの共同研究グループは、Signum Bioscience社が開発を進めている非ステロイド性抗炎症薬(SIG-1451)の投与により、加齢黄斑変性症モデルラットの網膜変性を遅延させることを見出しました。加齢黄斑変性症は、日本の中途失明原因の上位に位置する疾患となっていますが、萎縮型加齢黄斑変性症の変性進行のメカニズムは明らかになっていませんでした。今回、非ステロイド系抗炎症薬、SIG-1451を投与することによって、網膜での活性化ミクログリアが減少し、それに伴い、視細胞の変性が遅延することが分かりました。視細胞変性のメカニズムが明らかになることによって、現在、有効な治療薬が無い萎縮型加齢黄斑変性症の薬剤開発に繋がることが期待されます。

本研究成果は、2022年8月23日にMDPI社が発行する分子医学雑誌International Journal of Molecular Sciences(IF: 6.208)に掲載されました。

掲載論文

掲載紙:International Journal of Molecular Sciences
論文名:SIG-1451, a novel, non-steroidal anti-inflammatory compound, attenuates light-induced photoreceptor degeneration by affecting the inflammatory process
著 者:菊地 由樹 大学院生命科学コース 修士課程2年
菅野 江里子 理工学部化学?生命理工学科生命コース 准教授
結城 栞 理工学部化学?生命理工学科生命コース 4年
田端 希多子 理工学部化学?生命理工学科生命コース 特任准教授
遠藤 由佳 大学院理工学研究科 博士課程1年
滝田 裕也 大学院生命科学コース 修士課程1年
小野口 玲奈 大学院生命科学コース 修士課程1年
尾﨑 拓 理工学部化学?生命理工学科生命コース 准教授
福田 智一 理工学部化学?生命理工学科生命コース 教授
ロート製薬株式会社 基礎研究部門
SIGNUM Bioscience社
Jeffry B. Stock プリンストン大学 教授
冨田 浩史  理工学部化学?生命理工学科生命コース 教授
公表日:2022年8月23日
URL: https://www.mdpi.com/1422-0067/23/15/8802
DOI: 10.3390/ijms23158802

本研究は、以下の研究事業の成果の一部として得られました。
?科学研究費助成事業 21K18278? 挑戦的研究(開拓)「新規チャネルロドプシンを用いた神経栄養因子の分泌制御による網膜変性保護」(研究代表者:冨田浩史)
?科学研究費助成事業19H03807?基盤研究(B)「新規開発ステップ関数型チャネルロドプシンの遺伝子導入によって得られる視覚特性評価」(研究代表者:冨田浩史)
?科学研究費助成事業19K09945?基盤研究(C)「バイオインフォマティクスに基づくオプトジェネティクス遺伝子の開発」(研究代表者:菅野江里子)
?科学研究費助成事業21K09713?基盤研究(C)「視覚再生網膜のレチナール供給機構の解明と視機能の増強」(研究代表者:田端希多子)

本研究成果の詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。